「ひなた場」とは中学校段階からのキャリア形成支援の取組として、宮崎県下のこどもたちが、宮崎で暮らし、働く意義を理解した上で、自分自身の進路先や将来像を描く事を目的としたプログラムです。
中高生世代は親や教育以外の大人との接点が少なく、宮崎で暮らし、働いているような多様なロールモデルとの出会いが不足しています。
「ひなた場」では「対話」を軸に子どもたちと大人をつなげ、憧れのロールモデルを見つけたり、気軽に相談できる少し年上の地域の先輩との関係をつくったり、生徒自身が将来を深く考え、描いていく、そんな「きっかけ」を届けています。
今回、弊社のスタッフ2名が地域の大人として参加しました。
他には、公務員の方やボランティア団体の方、ダンス教室の先生や客室乗務員の方、さらには住職さんやプロレスラーの方など、総勢約30名の「地域の大人」が地元の高城中学校を訪問しました。
生徒さんも大人もそれぞれに人生グラフを作成し、当時の感情や思い出、将来に対する希望や不安を交えながら対話をしていました。
はじめはお互いに緊張している様子でしたが…時間が経つと、体育館のあちこちから笑い声や感嘆の声が聞こえてきました。
終了後は、先生からも「生徒たちの普段見られない表情を見ることが出来た」とうれしいお言葉をもらいました。