農業の担い手不足などの問題から、全国的に耕作放棄地が増加しています。ベジエイトでは、この耕作放棄地を開拓して資源の有効活用に努めるとともに、景観保全による地域貢献に寄与しています。
G.A.P.(ギャップ) とは、GOOD(適正な)、AGRICULTURAL(農業の)、PRACTICES(実践)の略。GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証とは、それを証明する国際基準の仕組みであり、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドです。
ベジエイトでは、国内の流通だけではなく海外への輸出展開も視野に入れた戦略を立てており、そのための品質向上を目指し、2022年 11 月に宮崎県の甘藷では第1号となる「GLOBALG.A.P」を取得しました。
スマート農業とは、従来の農業における課題をドローンやAI、IoT等の最新技術で解決する構想・取り組み。ベジエイトでは、スマート農業を積極的に取り入れることで、業務の効率化、作物の品質維持・管理等に繋げています。
ベジエイトでは、県外や異業種から来た人たちの目線で都城市の農業に触れてもらうことは、新たな農業の形を作るために必要な要素であると考えています。そのため、農業の経験は一切問わず、都城市への移住者に対する就職の受け入れを積極的に行っています。
東京に住んでいた時に数年ほど週末の時間を使って農業研修を受けていました。いつしか農業の分野で働きたいと考えるようになり、知人のアドバイスとインターネットの情報により、ベジエイトを知ることができました。
それまで都城には一度も行ったことがなかったのですが、当時暮らしていた場所とはまったく違う、のんびりとした空気感と霧島連山の美しさが印象的でした。入社してすぐに、自由で活気ある社風が伝わってきました。「ベジエイト」は総合商社ならぬ総合“農”社を目指し〈農業に関わることならすべて手掛けていく〉という理念を掲げていて、「ここなら今までの経験も活かしつつ、新しい農業の可能性を拓いていくことにチャレンジできるのではないか」という直感がありました!
私たちは、働く人たちが満足のいく環境や待遇がなければ、良い仕事は生まれないと考えています。当社は農業が持つイメージの刷新に繋げるべく、働きやすい職場環境づくりや、成果に対する正当な評価など、働き方の改革へ積極的に取り組んでいます。
農業を事業の柱とする上で、自然環境は切っても切り離せない存在です。その保全に努めることは当然のことであり、さらには、フードロス解消への取り組み、耕作放棄地の活用など、多くの解決すべき問題に直面しています。また、働き方の改善など、働きやすい職場環境づくりも次世代の農業づくりのためには必要不可欠な要素であると考え、積極的に取り組んでいます。